PROJECT

領域統括(Project Leader)

山形大学理工学研究科 教授 古川 英光

 これまでのものづくりは、平らで固い基板、複雑なプロセス、大量生産が基本でした。しかし、次世代のデバイスには、人と共存できる柔らかさと、カスタマイズされた形状や機能が求められます。一方、ドイツから始まったインダストリー4.0では、部品製造の自動化やマスカスタマイゼーションなどにより、ものづくりに革命が起こっており、日本でも、IoTやAIを用いることによる製造業の革新が始まっていますが、マテリアルやプロセスを製造業と直結させる取組みはまだ本格化していません。

 そこで、本プロジェクトでは、ソフト3D界面をキーコンセプトとして、新しい時代のものづくりに取り組みます。ソフト3D界面とは、ソフト材料(樹脂・有機半導体・インク等)同士やソフト材料と他の材料(セラミック・金属など)が、でこぼこ・球面・曲面などの3次元状界面で接する状態を表します。やわらかさ・柔軟性・変形性と、接着・導電・絶縁・光電変換・ガスバリアなどの機能性という、2つの相反する機能を併せ持つことから、様々なデバイスへの応用が期待されます。

 このような「ソフト3D 界面」を実現するため、産学共同のコンソーシアムで材料とプロセスのイノベーションに向けて研究開発を推進します。これにより、個別ニーズに対応した少量多品種のデバイス化や製品化が身近にできる「コンビニエンス・ファクトリー(CNVFAB)」を構築し、やわらかい部品を使った変形自在デバイスを可能にする「やわらかものづくり革命」に展開することを目指しています。

プロジェクト概要

プロジェクト名 国立研究開発法人科学技術振興機構 産学共創プラットフォーム共同研究推進プログラム(OPERA)オープンイノベーション機構連携型(※) 研究領域
「マテリアル×プロセスイノベーションによる革新的ソフト3D界面の創製とやわらかものづくり革命への展開」
共創コンソーシアム やわらかものづくり革命共創コンソーシアム
領域統括 山形大学理工学研究科 教授 古川英光
参画機関 株式会社LIGHTz、ナノダックス株式会社、株式会社愛和ライト、ダイキン工業株式会社、セイコーインスツル株式会社、信越化学工業株式会社、ウシオケミックス株式会社、東洋アルミニウム株式会社ほか

※OPERAは、産業界との協力の下、大学等が知的資産を総動員し、新たな基幹産業の育成に向けた「技術・システム革新シナリオ」の作成と、それに基づく学問的挑戦性と産業的革新性を併せ持つ非競争領域での研究開発を通して、基礎研究や人材育成における産学パートナーシップを拡大し、我が国のオープンイノベーションを加速することを目指すプログラムです。オープンイノベーション機構連携型は企業からの民間資金を活用したマッチングファンド形式の研究開発プログラムです。大学及び民間企業はプラットフォームを担う「共創コンソーシアム」を形成し、研究開発を推進します。

ロゴについて

・MARK

ロゴマークは、「CONVENIENCE FACTORY」の頭文字「C・F」をモチーフにしたデザイン。
鋭い部分のない柔らかい形状は、新しいニーズを生み出すエネルギッシュさを感じさせます。
右上がりに跳躍するようなフォルムは、スピード感、とどまることのない推進力を表現しています。
アメーバのように、磁石のように、様々な人、技術と繋がり、変化し、成長しながらどんどん前進していく、そんな、未来へのメッセージを込めたロゴマークとしてデザインにしています。

・COLOR

ゴールドのカラーは、たくさんの力が組み合わさり、これからの世界で光り輝くような、新しい発見やアイデア、技術を生み出していく可能性を秘めていることを表しています。

・TYPO

文字は、「CONVENIENCE FACTORY」、「CNVFAB」、その両方を組み合わせたものがあります。
どれも柔らかいトーンの文字体にすることで、尖りすぎず皆でチームワークを発揮できるようイメージしています。

お問い合わせ

山形大学有機エレクトロニクスイノベーションセンター事務室

電話番号0238- 29- 0566
メールアドレスyu-kouinoel@jm.kj.yamagata-u.ac.jp